青森港は、古くは青函連絡船の就航や石炭・鉱石・木材などの集積地及び遠洋漁業の集積地として、まさに国際的な貿易・交易において本州最北端の経済的な玄関口として国益を担い、青森市の発展にも深く寄与してまいりました。
現在では、青函連絡船桟橋や卸市場があった本港地区は、全国でも有数の中心市街地に隣接したウォーターフロントとして姿を変え、市民の憩いの場として開放されるとともに、物流はフェリーによる対北海道との物流を軸に鉱石を柱としたバルク貨物が主流の港としての役割を担っておりますが、これらの港の機能が急速に変化する中、隆盛を極めていたかつての物の流れや人の流れも変わりつつあり、港から発祥した文化や賑わいは影を潜めていることは否めません。
一方全国では、地域の伝統や地域の再生・活性化に向けて、その中心となる地域で様々な取り組みが行われており、日本の発展、地域の発展に多大な貢献をしてきた青森港に対し、歴史・文化を伝え残し、賑わいと発展を取り戻すことは使命といえます。

特定非営利活動法人あおもりみなとクラブは、地域の発展を支えてきた青森港及び青森市の歴史・文化について考え、これらを広く啓発していくとともに、港の活性化に関る整備・運営について行政へ提案を行います。また、総合的に港に関する取り組みを進め、より使いやすい開けた港を開放し、港に元気と賑わいを取り戻し、地域社会全体の利益に寄与することを目的に設立します。

                                           特定非営利活動法人 あおもりみなとクラブ
                                           理事長 渡 部 正 人